大学生の僕が旅行をする理由。旅行は何を与えてくれるのか?
「なんで旅行するの?」
「何が楽しいの?」
って聞かれることがたまにあります。
「一人で旅行する奴は頭おかしい」
こんなことをガチトーンで言われたことさえあります。
そういう人たちに僕が旅行をする意味を教えて差し上げましょう。
目次
刺激的
旅行は一番簡単に日常に刺激を与えてくれます。
大学に入ったはいいものの、毎日をだらだらと過ごし、同じような日を繰り返すことに嫌気が差し、もっとワクワクできることをしたいと思ったわけです。
それと共に、それまで真面目な優等生みたいな感じで、敷かれたレールの上を歩いているような人生を送ってきた僕は、今まで考えたこともないようなぶっ飛んだことをして自分の殻を破りたいと思ったんです。
そこで思い立ったのが東南アジアを一人で旅行すること。
これを行動に移しておいて本当によかった。
これがなかったらおそらく長期休みを何もせずにだらだらと過ごしていたんでしょう。
とにかく旅行をすると簡単に毎日がワクワクします、非日常感を味わえます、現実逃避できます。
人と違うことがしたい
結局上で書いてようにぶっ飛んだことがしたいってことなんだけど。
ダサい言い方をすると、人と違うことをして優越感を得たい。
一人で旅行をしている人なんて数え切れないくらいいることぐらいわかってる。
けど周りにはそんなにいないし、そもそも地元が田舎で保守的な考えが強いのか一人で旅行なんて驚かれるくらい。
しかも大学入学して、自分の個性ってなんだろうっていう悩みがめちゃくちゃ強かった当時、やっぱり人との違いっていうのを強く意識してたんでしょうね。
話のネタになる
上の個性って話から繋がるんだけど、他の人にはない体験談があるということが強みになる。(口下手だから有効活用できないんだけど…)
「一人でモンゴル行って遊牧民のとこに泊まってきたんだー」
って言って、
「へーそーなんだー」
で会話が終わることあります?
幸い今の所一度もありません。
みんな興味持って話を聞いてくれます。
邪なことを言ってしまえば、就活とかそういう時にも話すことができる一種の武器になり得るのではないでしょうか?
自信がつく
これはいろんなとこで目にするであろう、旅行する理由ですね。
けど本当に自信がつくし、自分って本気でやろうとすればなんでもできるんだ、って思えるようになります。
なぜかって、旅行の準備、計画、諸々の手配、身を守ることまで、全部頼れるのは自分一人。
そういうことをしてると、自分って意外と色々できるんだって思えます。
このおかげで行動力はつくし、なんとかなるって、いい意味で楽観的になれます。
そもそも最初の旅行も、東南アジアでだって人間が生きてんだからなんとかなるだろ!って感じで決行しましたしね。
もともとめちゃくちゃシャイで、駅員や店員と話すことさえままならなかった僕ですが、一人で色々やらないといけないってなった時にはそんなこと言ってられません。
そんな経験から今では人と話すことが以前より怖くなくなりました。
そういった成長の場でもあるんでしょう。
日本を知れる
日本のことを学ぶために海外に行くわけではないですけど、異文化を知ることで日本との違いを実感し、結果的に日本のことを知れるというわけです。
また、嬉しいことに、日本に興味を持ってくれている人は海外にたくさんいます。
そういう人たちと話していると、自分が日本については全然知らないことを知り、同時に日本への興味も湧いてくるのです。
本当の自分が見れる
なんかかっこいいこと言ってますけど内容はそんなかっこいいことじゃないです。
結婚する前パートナーと一緒に旅行に行け、とか言われますけど、旅行では本当の自分、本当の性格、人間性が現れるそう。
そんな状況で自分がどういう行動をするのかというのを知ることができます。
めちゃくちゃ優しい自分がいるかもしれないし、せこい自分がいるかもしれない。
本当の自分の良し悪しが大事なのではなく、本当の自分を知るということが大事なのです。
本当の自分を知ることで人間としての長所、改善点なんかが見えてくるはず。
僕が旅行をする理由はざっとこんなもんでしょうか。
かっこいい理由を考えようとしたわけではなく、心の底から思ったリアルな理由がこんな感じです。
一番でかいのはやっぱり何と言っても楽しい、ワクワクする、刺激的と言ったところですかね。
今では、旅先で写真を撮ることも一つの楽しみであります。
ひとり旅を自分探しの旅なんていう人もいますが、自分は旅先のどこにも落ちていませんのでそれはちょっとどうなんだって思います。
ただ、娯楽を超えた何かを得ることができるものです。
ちなみに有名ですけど、『深夜特急』を読むとめちゃくちゃ旅行したくなりますよ。
途中中だるみした感じがありましたけど、終盤にかけて旅行を夢見るようになります。
めっちゃワクワクする旅行記ですから。